発達障害とは… 自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意 欠陥多動性障害(ADHD) など、通常低年齢において発現するものです。 一見してはわかりにくいため、「親のしつけが悪い」「本人の努力不足」などの誤 解をされることがあります。原因はまだ明らかではありませんが、脳機能の障害 によるものといわれています。 一人ひとりの障害特性は異なりますが、話すことや相手の気持ちを読み取ること、じっ としていること、文字を書くこと、などが苦手であるとされています。一方、納得し たルールや規則をきちんと守る、興味のあることなどは非常に記憶力が優れている、 などの特性もあり、発達の凸凹があるとされています。 子どもの発達が気になったら… 発達障害は出来るだけ早い時期からの適切な支援が効果的とされていますので、「育 てにくいな」「得意なことと苦手なことに大きく差があるようだ」「落ち着きがなく心 配だ」「お友達と上手く遊べない」など、気になることがありましたら気軽に各子育 て支援センターや発達障害支援センターなど身近な機関に相談をしましょう。(69 ページをご覧ください。) 子どもの発達特性や発達段階に合わせた支援により、子ども自身が「できた」こ とを感じられることが本人の自信につながります。また、ご家族への助言等が、 ご家族が安心して子育てをすることにもつながります。 発達障害への正しい理解を広げていきましょう! 不注意(集中できない) 多動・多弁(じっとしていられない) 衝動的に行動する(考えるよりも先に動く) 自閉症 広汎性発達障害 アスペルガー症候群 注意欠陥多動性障害 AD/HD 学習障害 LD 『読む」、「書く」、『計算する」等 の能力が、全体的な知的発達に比 べて極端に苦手 ※このほか、トゥレット症候群や吃音(症) なども発達障害に含まれます。 知的な遅れを 伴うことも あります 言葉の発達の遅れ コミュニケーションの障害 対人関係・社会性の障害 パターン化した行動、こだわり 基本的に、言葉の発達の遅れはない コミュニケーションの障害 対人関係・社会性の障害 パターン化した行動、興味・関心のかたより 不器用(言語発達に比べて) それぞれの障害の特性 陽光園・発達障害支援センターでは、保護者向けの講座や啓発のための講演 会等を開催しています。市のホームページをご覧ください。 出典:発達障害情報・支援センター ホームページ 70
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