2024年度 相模原市 子育てガイド

乳幼児がいる家庭でできる災害対策 災害後の 3 日間は自力でしのぐ準備を! 災害時には、電気・ガス・水道などの供給が途絶したり、食料品等の入手が困難にな る場合もあります。特に乳児のいる家庭は、オムツやミルクなど必要なものをあらかじ め用意しておくことをお勧めします。最低 3 日間はしのげる備えをしておきましょう。 水の備え ●飲料水は 1 人 1 日 3 リットル 3 日分を目安に用意する 食の備え ● 1 人あたり 3 日分 9 食を用意する ●乳幼児の粉ミルク・液体ミルクや離乳食、子どものおやつを用意する ●缶詰・レトルト・フリーズドライなど調理済みのものを用意する 燃料の備え ●卓上カセットコンロや固形燃料を備える ●予備のガスボンベも用意しておく 停電に備える ●懐中電灯を 1 人に 1 個備える ●携帯用ラジオ、予備の電池を用意する 【乳幼児のいるご家庭の非常用品リスト】 □紙おむつ、おしり拭き □乳幼児の衣類、タオル類 □母子健康手帳 □粉ミルク・液体ミルク □飲料水 □ほ乳瓶またはコップ(紙コップを使い捨てしてもよい) □計量カップ(お湯を量るためのもの) □やかんまたは鍋(お湯を沸かしたり器具を煮沸消毒するため) □洗剤 □金属製のトング(消毒したものを取り出すため) □カセットコンロ、カセットボンベ □離乳食・子ども用のおやつ(食物アレルギーのある方は対応するものを用意) □こども用マスク 水道水をくみおきましょう〜 1 人 1 日 3 リットル 3 日分が目安 地震等の災害が発生した際の非常用として、水道の水をくみ置きましょう。 【くみ置きの目安】 成人の場合は、1 人 1 日 3 リットル 3 日分、1 歳未満の乳児は 1 人 1 日 1リットル 3 日分の確保が目安です 【水道水のくみ置きをするときの注意点】 1.容器の選び方:ポリタンクや 2 リットルのペットボトルなどをよく洗って使う 2.水の入れ方:容器に空気が残らないように、口元までいっぱいに水道水を入れてしっ かり密閉する 3.水の保管場所:日の当たらない涼しい場所で保管する 4.保存できる期間:4 日(夏季)~ 10 日(冬季)程度を目安に交換 *ただし、浄水器を通した水の場合、塩素による消毒効果がないため毎日交換してください。 *保存した水を飲用するときは必ず煮沸してください。 (参考:相模原市防災ガイドブック、NPO法人日本ラクテーションコンサルタント協 会翻訳「先進国における災害時の乳児栄養」、神奈川県営水道ホームページ) 84

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