育児休業給付金はどのくらいもらえますか。 原則として、法律では、雇用保険から休業前の賃金の50％相当額 （休業開始から支給日数が通算180日に達するまでは67％）の育児 休業給付が受けられることになっています。 原則支給期間は１歳に達する日の前日までで すが、延長条件に当てはまる場合は、最長２歳 に達する日の前日まで50％相当額が受けられ ます。 育児休業ではなく、働く時間を短くしたいのですが。 ３歳未満の子どもを育てながら仕事をする場合は、男女を問わず、短 時間勤務制度（原則として６時間）を講じることが、事業主に義務づ けられています。 また、これとは別に、労働基準法では、１歳未満の子どもを持つ女性 が請求すれば、１日２回、それぞれ少なくとも30分の育児時間を請求 できるとしています。 子どもが急病のとき、看病のために休むことができますか。 小学校就学前の子どもを育てながら仕事をしている場合は、男女を 問わず、病気・けがをした子どもの看護や予防接種・健康診断のた めに休暇を取得できます。 休暇の日数は、対象となる子が1人の場合は年間5日、2人以上の 場合は年間10日です。（一日単位、または時間単位で取得可能です。） 子どもが急に熱を出したときにも休めるように、休暇取得当日の 申し出も可能な制度です。 育児休業の後のことも心配です。 残念ながら、3歳以降の勤務時間短縮等の措置は、今のところ事業主 の努力義務です。制度がない場合は、夫婦でよく話し合って、お互い にカバーしあうことも必要でしょう。 なお、小学校就学の始期までの子どもを育てる場合、時間外労働、 深夜業の制限の制度があります。 ※育児休業給付金について、もっと詳しく知りたい方は、 相模原公共職業安定所（ハローワーク相模原） 雇用保険適用課 ☎042-776-8609 部門コード21＃にご相談ください。 97
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